株式会社ポラリファイ(以下、「当社」といいます。)は、本規約に基づき、当社が提供する生体認証アプリケーションである「Polarify」(以下、「本アプリ」といいます。)を通じて、認証連携サービス(以下、「本サービス」)を提供します。本規約は、本サービスの提供条件及び本サービスの利用に関する当社と本サービスに登録した利用者(以下、「ユーザー」といいます。)との間の権利義務関係を定めることを目的とし、ユーザーと当社との間の本サービスの利用に関わる一切の関係に適用されます。
本サービスの利用に際しては、本規約を遵守することを同意いただく必要があります。本サービスのユーザー登録(第3.4条に定義されます。)を完了した時点で、ユーザーは、本規約の全文を読み、本サービスの内容及び生体情報等の不正使用等によるリスク発生の可能性を理解した上で本規約に同意したものとみなします。
第1章 定義
- 本規約において使用する以下の用語は、各々以下に定める意味を有するものとします。
- 「デバイス」とは、スマートフォン、タブレット又はパーソナル・コンピュータ等の電子端末をいいます。
- 「生体情報」とは、個人の顔、虹彩、声紋、指紋、掌紋等の身体的特徴そのもの、又は当該身体的特徴を含んだ映像、画像、音声等の生データをいいます。
- 「認証用生体データ」とは、生体認証で用いるために、あらかじめ生体情報を一定の数列からなるデータに非可逆的に変換し、暗号化したデータをいいます。
- 「生体認証」とは、当社所定の方法で生体情報と認証用生体データの一致を判定することによる認証をいいます。
- 「生体認証の結果」とは、生体認証により示される一致又は不一致の判定をいいます。
- 「生体認証機能」とは、本アプリが独自に提供する生体認証の機能及び当社以外の第三者が提供する類似の機能(但し、第三者が提供する当該機能については、当社が指定する規格及び性能等に適合しているものに限ります。)を総称したものをいいます。なお、当社以外の第三者が提供する当該機能には、デバイスに格納されるハードウェア、OS等のソフトウェア又はその組み合わせによって提供されるものが含まれ、また、iOSに搭載されたTouch ID等、デバイスに標準的に搭載されたものも含まれます。
- 「ユーザーガイド」とは、当社が別途提示する本サービスの利用にあたっての手続等を定めた文書をいいます。
第2章 本サービスの内容
- 本サービスは、当社が、ユーザーの保有する当社所定のデバイス上の本アプリを通じ、生体認証機能を用いた生体認証の結果を他の事業者(以下、「連携事業者」といいます。)に連携することにより、本サービスを導入した連携事業者において、当該連携事業者が提供するアプリケーションやインターネットサービス(以下、「連携対象サービス」といいます。)のユーザーIDやパスワード等を利用した認証手続に代えて、当社の提供する生体認証の結果を用いた認証手続を行うこと(以下、「認証連携」といいます。)を可能にするサービスです。
- 当社は、本サービスに加え、これに付帯するサービスを提供することがあり、当該付帯サービスについても、その性質上必要又は有用であり、かつ、別途の規約による特段の定めの無い限り、本規約の定めが適用されます。
第3章 本アプリのインストール及びユーザー登録
(初期登録フェーズ)
- 本サービスの利用希望者は、本規約を遵守することに同意した上で、本アプリをデバイスにインストールし、第3.4条に定めるユーザー登録をする必要があります。当該ユーザー登録の完了時に、本サービスの利用契約が登録完了通知を受けたユーザーと当社との間に成立し(以下、「本サービス利用契約」といいます。)、ユーザーは本サービスを本規約に従い利用することができるようになります。
- 本アプリは、第三者が提供するアプリケーション配信サービスを通じて提供されます。本アプリは、日本国内においてのみダウンロード及び使用可能です。本アプリは、ユーザーへの予告なくバージョンアップを行う場合があります。この場合、バージョンアップが行われた本アプリについても、本規約が適用されます。
- 本アプリは、本サービスを利用する目的に限り、本アプリをインストールしたデバイスでのみ、かつ、本規約に定める正当な使用方法その他の条件等に従ってのみ利用することができ、これ以外の利用は一切禁止されます。本サービスを利用するために自己のデバイスにインストールする場合を除き、本アプリの全部又は一部を当社の許諾なく複製することはできません。また、本アプリを逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリング、又は改変等することは一切禁止されるものとします。本アプリに関する使用権その他一切の権利を第三者に販売、貸与、譲渡又は再許諾することはできず、かかる権利について担保提供その他一切の処分を行うことはできません。
- 本サービスの利用希望者は、本規約を遵守することに同意した上で、当社の定める一定の情報(以下、「登録事項」といいます。)を、デバイスにインストールした本アプリを通じて当社に提供することにより、本サービス利用の登録(以下、「ユーザー登録」といいます。)を申請することができます(以下、ユーザー登録の申請を「登録申請」といい、登録申請を行った者を「登録申請者」といいます。)。
- 本サービスの利用希望者は、登録申請の際、真実かつ正確な情報を登録しなければなりません。また、自己の保有するものでないメールアドレス等のアカウント情報は登録してはなりません。
- 当社は、当社の基準(本規約第3.8条に定める基準を含みますが、これに限られません。)に従って、当社の裁量により登録申請者のユーザー登録の可否を判断し、当社がユーザー登録を認める場合には、その旨を登録申請者に当社所定の方法で通知します(当該通知をもってユーザー登録の完了とします。)。当社は、ユーザー登録の完了後、本サービスにおいて各ユーザーを識別するためのID(以下、「Polarify ID」といいます。)を発行します。なおPolarify ID自体はユーザーには開示されませんが、本アプリ内に格納されるものとします。
- 前条に定めるユーザー登録の完了時に、本サービス利用契約が成立し、ユーザーは本サービスを本規約に従い利用することができるようになります。
- 当社は、登録申請者が以下の各号のいずれかの事由に該当する場合は、登録を拒否することがあり、またその理由について一切開示義務を負いません。
- 当社に提供した登録事項の全部又は一部につき虚偽、誤記若しくは記載漏れがあった場合又は登録申請者自身のものでない情報があった場合
- 未成年者、成年被後見人、被保佐人又は被補助人のいずれかであり、法定代理人、後見人、保佐人又は補助人の同意等を得ていなかった場合
- 反社会的勢力等(A 暴力団、B 暴力団構成員、C 暴力団準構成員、D 暴力団関係企業、E 総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ及び特殊知能暴力団等、F その他前記AからEに準ずる者を意味します。以下同じ。)である、又は資金提供その他を通じて反社会的勢力等の維持、運営若しくは経営に協力若しくは関与する等反社会的勢力等と交流若しくは関与を行っていると当社が判断した場合
- 自らまたは第三者を利用して、A 暴力的な要求行為、B 法的な責任を超えた不当な要求行為、C 取引に関して、脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為、D 風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いて当社の信用を毀損し、または当社の業務を妨害する行為、E その他前記AからDに準ずる行為、のいずれかを行っていると当社が判断した場合
- 過去当社との契約に違反した者又はその関係者であると当社が判断した場合
- 第12章(ユーザー登録の停止・抹消等)に定める措置を受けたことがある場合
- その他、当社が登録を適当でないと判断した場合
第4章 登録事項の変更
- ユーザーは、当社に提供した登録事項に変更があった場合、当社の定める方法により当該変更事項を遅滞なく当社に通知するものとし、登録内容を常に最新のものにしなければなりません。
第5章 認証用生体データの登録
- ユーザーは、本規約第3章に基づくユーザー登録を完了した上で、デバイス上の本アプリにおいて生体認証機能を使用して自らの生体情報を認証用生体データとして登録するものとします。本サービスにおいて登録可能な生体情報の種類は、今後追加又は変更されることがあります。
- 前条により登録された認証用生体データは、本アプリをダウンロードしたデバイスに保管されます。当社のサーバー等に認証用生体データを保管することはありません。
- ユーザーは、自らの選択により、本サービスが対応する生体情報のうち一つ又は複数の生体情報を、認証用生体データとして個別にかつ随時登録することができます。複数の生体情報による生体認証が行われることとなっている場合は、ユーザーは、それに対応する数の生体情報を登録する必要があります。
- ユーザーは、自らの生体情報のみを認証用生体データとして登録するものとし、第三者の生体情報又は人工的に作成された生体情報に類似した情報を認証用生体データとして登録してはならないものとします。
- ユーザーは、生体認証機能を用いることで、いつでも認証用生体データをデバイスから削除することができますが、デバイスから削除した場合、以後、当該認証用生体データを用いて認証することはできず、かかる削除された認証用生体データと同じ種類の生体情報を用いて生体認証を行うためには、当該生体情報を認証用生体データとして再登録することが必要になります。
- 機種変更・紛失などにより、新しいデバイスでの利用を開始する際にはユーザーガイドに従い、当社の所定の手続による認証用生体データの再登録が必要になります。
第6章 認証連携
- ユーザー登録が完了し、認証用生体データの登録を行ったユーザーは、デバイス上の本アプリにおいて、認証連携を開始する連携対象サービスを選択するものとします。ユーザーは、かかる選択後に遷移する連携対象サービスの所定の画面において、本アプリと当該連携対象サービスを関連づけるために、当該連携対象サービスに関して個別に当該連携対象事業者により付与されたIDやパスワード等の認証情報を利用して当該連携対象サービスにログインする等、当該連携対象事業者所定の認証連携登録手続を完了させるものとします(以下、当該認証連携登録手続が完了した連携対象サービスを「登録済み連携サービス」といいます。)。なお、これら認証連携登録手続において、Polarify IDが連携事業者に開示されることはありません。
- 前条の認証連携登録手続を完了させたユーザーが、デバイス上の本アプリにおいて、登録済み連携サービスにログインする場合、当社は、本アプリ及び生体認証機能を用いて行った生体認証の結果を、当社所定の方法により連携事業者に送信します。かかる認証連携の一連の手続において、当社がユーザーの生体情報及び認証用生体データを連携事業者に開示することはありません。
- 連携対象サービスに関連するユーザーと連携事業者との一切の取引は、ユーザーと連携事業者との直接取引となり、当社はこれに何ら関与しません。当社は、ユーザーと連携事業者との間に生じた紛争について、一切の責任を負わないものとします。
- 当社が本規約第11.1条乃至14.1条に基づいて本サービスの停止等を行った場合は、以後、ユーザーは連携対象サービスに関して個別に当該連携対象事業者により付与されたユーザーのIDやパスワード等の認証情報を利用したログインその他の認証手続(以下、「連携事業者の既存の認証」といいます。)によるログイン等を行うものとします。ユーザーは、当該ID及びパスワード等の認証情報を当該連携事業者の定める規約等に基づき適切に管理するものとします。当社は、ユーザーがかかる管理を怠ったことにより、連携事業者の既存の認証によって連携対象サービスにログイン等できなかった場合でも、一切の責任を負わないものとします。
第7章 生体認証
- ユーザーは、デバイス上の本アプリにより登録済み連携サービスにログインする場合、生体認証のために、生体認証機能を使用して都度自らの生体情報を入力するものとします。生体認証における、認証用生体データと生体情報が一致していることの判定は、生体認証機能によって行われます。生体情報が当社に送信され、又は本アプリに保管されることはありません。
- 生体認証は、専ら生体認証機能により、当該機能の水準や性能に基づき認証用生体データと生体情報との一致度を検証し、もって一致するか否かの判定を行うものであり、ユーザー本人によって生体情報が入力されたことを認証するものではありません。生体認証機能において認証用生体データと生体情報の一致を確認した場合は、ユーザー本人による本サービス利用がなされたものとみなします。
- 個々の生体認証機能の精度及び複数の生体認証の組み合わせによる生体認証機能の精度は、専ら当該生体認証機能の性能に依拠し、本アプリが提供するものであるか否かを問わず、生体認証機能の認証精度又は生体認証の結果の真実性若しくは正確性を当社が保証するものではありません。ユーザーは、生体認証機能の技術的前提として、生体情報がユーザー本人によって入力された場合であっても生体認証がなされない可能性があること、ユーザー以外の第三者が当該第三者の生体情報を入力した場合においても生体認証がなされる可能性があることを承知した上で本サービスを利用するものとします。
第8章 デバイス及び生体情報の管理
- ユーザーは、自己の責任において、デバイス及びデバイスの使用に必要なパスワード等を適切に管理及び保管するものとし、これを第三者に利用させ、又は盗用、複製、悪用その他の不正利用がなされないよう十分注意しなければなりません。
- 本サービスに使用されるデバイスは、当社が定める動作環境を満たしている必要があります。詳細は、当社ホームページ上の本アプリ動作環境を確認してください。
- ユーザーは、自らの生体情報がユーザー固有の身体的特徴に由来するものであり、生涯不変であることを十分に認識し、生体情報が盗用、複製、悪用その他の不正利用がなされないよう十分注意しなければなりません。
- ユーザーのデバイスを用いて認証用生体データに符合する生体情報が入力されたことにより本サービスのログインがなされた場合は、ユーザー本人によってログインがなされたものとみなします。
- ユーザーは、本サービスに関連して自らの生体情報が不正に利用されたと認識したときは、直ちに当社所定の方法で当社に対して通知してください。
- デバイス又は自らの生体情報の管理不十分、使用上の過誤、不正使用又は第三者の使用等によって生じた損害に関する責任はユーザーが負うものとし、当社は一切の責任を負いません。
第9章 禁止事項
- ユーザーは、本サービスの利用にあたり、本規約及びユーザーガイドを遵守するものとし、以下の各号のいずれかに該当する行為又は該当すると当社が判断する行為をしてはなりません。
- 法令に違反する行為又は犯罪行為に関連する行為
- 当社、本サービスの他の利用者、連携事業者又はその他の第三者に対する詐欺又は脅迫行為
- 本サービスを、不正の目的又は本来の本サービス提供の目的とは異なる目的で利用する行為
- 本規約又はユーザーガイドに違反する行為
- 公序良俗に反する行為
- 当社、本サービスの他の利用者、連携事業者又はその他の第三者の権利又は利益を侵害する行為
- 本サービスのネットワーク又はシステム等に過度の負担をかける行為
- 本サービスの運営を妨害するおそれのある行為
- 当社のネットワーク又はシステム等に不正にアクセスし、又は不正のアクセスを試みる行為
- 第三者になりすます行為
- ユーザー本人のものでない登録事項又は生体情報を登録する行為
- 本サービスに使用する目的で人工物を使用して自らの生体情報を複製する行為
- 本サービスの他の利用者が保有する連携対象サービスのID又はパスワードを利用する行為
- 本サービスを利用して、反社会的勢力等へ利益供与を行う行為
- 前各号の行為を直接又は間接に惹起し、又は容易にする行為
- その他、当社が不適切と判断する行為
第10章 ユーザーの賠償責任
- ユーザーは、本規約に違反したことにより、又は故意若しくは過失により、当社に損害等を与えた場合、当社に対し、その全ての損害等(合理的な弁護士費用を含みますがこれに限られません。以下、本章において同じ。)を直ちに賠償する責任を負うものとします。
- ユーザーは、本サービスの利用に関し、ユーザーと連携対象サービス事業者及び他のユーザーを含む第三者との間で紛争が生じた場合には、自己の責任と費用をもってこれを処理解決するものとし、当該紛争に関連して当社が損害等を被った場合には、その全ての損害等を当社に直ちに支払うものとします。なお、当社が当該紛争を解決した場合には、その紛争解決に要した全ての費用(当社が負担した合理的な弁護士費用を含みますがこれに限られません。)は、ユーザーの負担とします。
第11章 本サービスの停止・終了等
- 当社は、以下のいずれかに該当する場合は、ユーザーに事前に通知又は催告することなく、本サービスの全部又は一部の提供を直ちに停止し、又は終了することができるものとし、当該事由に起因してユーザー又は第三者に損害が発生した場合においても一切の責任を負わないものとします。
- 地震、落雷、火災、風水害、停電、天災地変などの不可抗力により本サービスの運営が不可能若しくは困難になった場合、又はその可能性がある場合
- 当社の利用するコンピュータ又は電気通信設備に障害が発生した場合又はその可能性がある場合
- 本サービスに係るコンピュータ又は電気通信設備の点検又は保守作業上やむを得ない場合
- 電気通信事業者が電気通信サービスを中止すること等により本サービスの提供を行うことが困難になった場合
- 法令等に基づく措置により本サービスが提供できない場合
- 当社の業務判断により本サービスに関する事業の全部又は一部を停止する場合
- 前各号に準ずる事由がある場合その他、当社が停止又は終了が必要と判断した場合
第12章 ユーザー登録の停止・抹消等
- 当社は、ユーザーが以下の各号のいずれかの事由に該当する場合は、事前に通知又は催告することなく、ユーザー登録を停止又は抹消し若しくは本サービス利用契約を解除することができるものとし、当該事由に起因してユーザー又は第三者に損害が発生した場合においても一切の責任を負わないものとします。
- ユーザーが本規約のいずれかの条項に違反した場合、若しくはそのおそれがあると当社が判断した場合
- ユーザーの登録事項に虚偽の事実があることが判明した場合
- ユーザーが本規約第3.8条各号のいずれかの事由に該当した場合、又はそのおそれがあると当社が判断した場合
- ユーザーが本サービスを利用する者として不適当であると当社が判断した場合
- 前各号に準ずる事由がある場合
第13章 ユーザーによる本サービス利用の終了
- ユーザーは、当社所定の手続きにより、本サービスへの登録を抹消することができます。登録が抹消されると、別途新規登録をしない限り本サービスの利用ができなくなります。
- ユーザーが本サービスの利用を終了した場合は、自己の責任において本アプリのアンインストールを行うものとします。
- 当社は、本サービス利用契約が終了した場合、ユーザーの承諾を得ることなく、ユーザーに関連するデータを全て消去又は保存することができるものとします。
- ユーザーは、前条に基づくユーザーに関連するデータの消去又は保存について、一切異議を述べないものとし、当社は、前条に基づくユーザーに関連するデータの消去又は保存に関連してユーザーが被った損害又は損失等について一切の責任を負わないものとします。
第14章 本サービスの内容の変更、終了
- 当社は、当社の都合により、本サービスの内容を変更し、又は提供を終了することができます。当社が、当社の都合により、本サービスの提供を終了する場合、当社はユーザーに事前に通知するものとします。
- 当社は、前条に基づき本サービスの内容を変更又は終了するに伴いユーザーが被った損害、損失、その他の費用(以下、「損害等」といいます。)の賠償又は補償について、一切の責任を負わないものとします。
第15章 ユーザーに関連するデータの取扱い
- 当社によるユーザーの個人情報を含むユーザーに関連するデータの取扱いについては、別途当社が定めるプライバシーポリシーの定めによるものとし、ユーザーはこのプライバシーポリシーに従って当社がユーザーの利用者情報を取扱うことについて同意するものとします。
- ユーザーが当社に提供し、当社が管理するサーバーに保存しているユーザーに関連するデータについて、当社ではバックアップの義務を負わないものとします。なお、当社のサービスの保守や改良などの必要が生じた場合には、当社は当社の管理するサーバーに保存されているユーザーに関連するデータを、サービスの保守や改良などに必要な範囲で複製等することができるものとします。
第16章 保証の否認及び免責
- 当社は、本アプリ及び本サービスがユーザーの特定の目的に適合すること、ユーザーが期待する機能・正確性・有用性を有すること、ユーザーによる本アプリ及び本サービスの利用がユーザーに適用される法令又は業界団体の内部規則等に適合すること、本サービスに瑕疵(かし)やバグがないこと及び不具合が生じないことについて、何ら保証するものではなく、担保責任を負うものでもありません。
- 以下に定める事項を要因としてユーザーに損害等が発生した場合、当社は一切の責任を負わないものとします。
- ユーザーが本規約に違反した場合
- ユーザーガイドにユーザーが従わなかった場合
- ユーザーが本アプリを最初にインストールしてユーザー登録したデバイス以外のデバイスで本サービスを利用しようとする際に、当社所定の手続きに従った措置を講じなかった場合
- ユーザーが生体情報の登録更新等、セキュリティ水準を高めるために本アプリが要求・警告した行為について実行を怠った場合
- ユーザーがデバイスを紛失した場合、又はユーザーのデバイス管理が適切でなく、ユーザー以外の第三者がデバイスを容易に操作可能な状況にあった場合
- ユーザーのデバイス又は環境等の不具合等による場合
- 本サービスの不正利用又は無権限利用
- ユーザーの責めに帰すべき事由により生体情報が第三者に取得された場合
- 連携対象サービスの利用
- 連携事業者の不正行為又はユーザーに関連するデータの不適切な管理
- 本サービスに関連してユーザーと連携事業者又はその他の第三者との間において生じた取引、紛争等
- 通常求められるセキュリティ水準を満たしていたにもかかわらず、通信回線において不正アクセス等がなされたことにより当社が保管するユーザーに関する情報が漏洩した場合
- その他当社の責めに帰すことができない事由により損害等が生じた場合
第17章 責任の制限
- 当社が本規約の違反又は本サービスの提供に起因又は関連してユーザーに損害等を与えた場合であっても、かかる損害等が当社の故意又は重過失によらない限り、その理由及び請求の原因を問わず、当社は一切の責任を負わないものとします。
- いかなる場合であっても、その理由及び請求の原因を問わず、付随的損害、間接損害、特別損害、将来の損害及び逸失利益に係る損害については、当社はこれを賠償する責任を負わないものとします。
第18章 一般条項
- 当社は、本規約を変更できるものとします。当社は、本規約を変更する場合には、ユーザーに当該変更内容を通知するものとし、当該変更内容の通知後にユーザーが本サービスを利用した場合又は通知後一ヶ月以内にユーザー登録抹消の手続をとらなかった場合には、ユーザーは、本規約の変更に同意したものとみなします。
- 本サービスに関する問い合わせその他ユーザーから当社に対する連絡又は通知及び本規約の変更に関する通知その他当社からユーザーに対する連絡又は通知は、当社の定める方法で行うものとします。
- ユーザーは、本サービス利用契約上の地位又は本規約に基づく権利若しくは義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、承継、担保設定、その他の処分をすることはできません。
- 当社は、本サービスに係る事業を第三者に譲渡する場合には、当該事業譲渡に伴い本サービス利用契約上の地位、本規約に基づく権利及び義務並びにユーザーの登録事項その他ユーザーから提供された情報を当該譲受人に譲渡することができるものとし、ユーザーはかかる譲渡につき予め同意したものとします。なお、本条に定める事業譲渡には、会社分割等事業が移転するあらゆる場合を含むものとします。
- 本規約のいずれかの条項又はその一部が、消費者契約法その他の法令等により無効又は執行不能と判断された場合であっても、本規約の残りの規定及び一部が無効又は執行不能と判断された規定の残りの部分は、継続して完全に効力を有するものとします。
- 本規約及び本サービス利用契約の準拠法は日本法とします。本規約又は本サービス利用契約に起因し、又は関連する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
- 本サービス利用契約終了後といえども、その性質上存続すべき各規定及び本条は、なお有効に存続するものとします。
第19章 暗証番号ボックス
- ユーザーは、本規約第2.2条に定める付帯サービスとして、暗証番号ボックスを利用することができます。
- 暗証番号ボックスは、ユーザーが保有する個人番号カード(以下、「マイナンバーカード」といいます)の暗証番号を、本アプリが提供する生体認証機能を利用してユーザーのデバイスに記録することを可能にするサービスです。ユーザーがマイナンバーカードの暗証番号以外の事項をデバイスに記録することは、暗証番号ボックスの目的外利用であり、禁止します。
- ユーザーは、暗証番号ボックスを利用するには、あらかじめ当社が指定した数の生体情報を認証用生体データとして登録するものとします。
- 当社が指定した数に従い、ユーザーが行った生体認証のすべてにおいて、認証用生体データと生体情報の一致が確認された場合に限り、デバイスに記録された暗証番号がデバイス上に表示されます。ユーザーは、表示された暗証番号を閲覧する際は、第三者による盗み見などに十分注意しなければなりません。
- ユーザーがデバイスから本アプリをアンインストールした場合には、当社は当然に暗証番号ボックスの提供を終了し、デバイスに記録された暗証番号は自動的に消去されるものとします。また、ユーザーが機種変更・紛失などにより新しいデバイスに本アプリをインストールした場合であっても、従前のデバイスに記録された暗証番号を新しいデバイスで閲覧することはできません。
- デバイス、自らの生体情報若しくは暗証番号の管理不十分若しくは使用上の過誤等に起因して第三者が暗証番号を使用したこと又はユーザーがデバイスに記録された暗証番号を閲覧できなかったことによって生じた損害に関する責任はユーザーが負うものとし、当社は一切の責任を負いません。第19.2の規定に反してユーザーがマイナンバーカードの暗証番号以外の事項をデバイスに記録したことによって生じた損害についても、同様とします。
- 第9章から前章までの規定は、第19.1条から第19.6条までの規定に反しない限り、暗証番号ボックスについても準用します。この場合において、各規定中「本サービス」とあるのは「暗証番号ボックス」と読み替えます。
【2017年7月25日制定】
【2018年2月15日改正】