FAQ よくあるご質問

最終更新日:2024.09.30

eKYCサービスについて

  • Q海外のユーザも利用できますか?
    Aエンドユーザーの所在は、国内・海外を問いません。
  • QユーザによるeKYC操作完了後、結果が事業者に伝達される所要時間はどの程度でしょうか?
    A操作完了後、1~2秒でeKYC照合結果を返却します。
  • Q目視確認業務をサポートできますか?
    A弊社が提携するBPOパートナー会社と連携して目視確認業務をサポートいたします。
  • QeKYC関連情報の保管をサポートできますか?
    A弊社が提携するBPOパートナー会社と連携して目視確認業務をサポートいたします。
  • QeKYC画面の外国語表記は可能ですか?
    A個別カスタマイズにて対応しております。営業担当へご相談ください。
  • QアプリへeKYCを組み込みたい場合は何か方法がありますでしょうか。
    A事業者様のアプリ(iOS、AndroidOS)に組込みが可能なSDKを提供しております。
    また、アプリ内ブラウザ(Webview)でのご利用も可能ですのでご相談ください。
    お問い合わせ窓口にご連絡ください。
  • Qブラウザ版とeKYC版の本番環境までの導入期間を教えてください。
    Aブラウザ版、SDK版ともに要件定義から2~3ヶ月で本番環境のご提供が可能です。
  • QeKYCの導入STEPを教えてください。
    A要件定義→試験環境構築→疎通確認→本番環境構築→疎通確認→サービス開始となります。
  • Q導入前に一度eKYCを試してみたいのですが、可能でしょうか?
    A環境導入前にデモ環境にてeKYCをお試しいただけます。営業担当へご相談ください。
  • Q顔照合結果がOKであれば、本人確認結果はOK(承認)としてもよいのでしょうか?
    APolarifyのeKYCサービスでは、「本人確認書類上の顔写真」と「セルフィー(自撮り写真)」の一致確認は自動的に行っておりますが、法令上の「本人確認」を完了させるには、その他の観点での確認が必要となります。

    【ホ方式(書類撮影)の場合】
    事業者様側で「書類の真偽チェック」や「申込情報と書類情報の氏名・住所・生年月日の一致確認」が必要です。

    【へ方式(ICチップ利用)の場合】
    事業者様側での「書類の真偽チェック」は不要となります。
    「申込情報の一致確認」は、申込情報をユーザーに入力して頂いている場合は必要となります。
  • Q対象書類が増えたときなど、設定変更などの出来る管理画面はありますか?
    A恐れ入りますが現状はご用意がありません。設定変更の場合はお問い合わせください。
  • QICチップ内のデータの読み取りは対応していますか?
    ASDK版でのご提供サービスがございます。営業担当までお問い合わせください。
    ブラウザではICチップが読み取りできないため、ご利用できませんのでご注意ください。
  • Q顔写真付き社員証でもeKYCは可能でしょうか?
    A「顔写真付きの社員証」は、法令上eKYCのホ方式の書類としてはご利用にはなれません。
    eKYCにて利用できる本人確認書類は、犯罪収益移転防止法に基づき、本人特定事項の確認に使用可とする本人確認書類、もしくは官公庁発行書類等で、氏名、住居、生年月日の記載があり、顔写真が貼付されているものに限定されます。詳しくは、犯罪収益移転防止法ガイドラインをご確認ください。

    事業者様のサービスが法令への準拠が不要な場合、社員証等の任意の書類もご利用可能です。
  • Qブラウザ版のeKYC完了後に事業者のアプリを呼び出す対応は可能ですか?
    AeKYC完了後にアプリが開かないなどの場合における責任分界点が曖昧になるため、Polarify eKYCからの事業者アプリ直接呼び出しについては対応していません。
    eKYC完了後一旦事業者のサイトへ遷移し、事業者サイトからアプリをお呼び出しください。
  • Q撮影した本人確認書類の自動識別は対応していますか?
    A対応しておりません。
    撮影に使用する本人確認書類をユーザに選択いただく、もしくは事業者側で撮影書類を指定いただく方式となります。
  • Qパスポートを使用したeKYCは対応していますか?
    Aブラウザ版ではパスポートも対応しております。
    ただし、2020年2月4日以降のパスポートには「所持人記入欄」が無いため、eKYCではご利用になれません。
  • QeKYC開始時にOSやブラウザが対応していないと表示されます。推奨環境を教えてください。
    A <対応OS>
    iOS12以降、Android8以降
    <対応ブラウザ>
    iOS:Safari v12.0以降
    Android:Chrome v66以降、Firefox v66以降、Opera v47以降、Samsung internet v9以降

公的個人認証サービス(JPKI)について

  • Q「Polarify eKYC ワ方式」を導入するためには自社アプリが必須となりますか。
    A自社アプリは必ずしも必要ではありません。デジタル庁が提供するデジタル認証アプリを利用する方法や、弊社のパートナーが提供する公的個人認証専用アプリをご利用いただけます。
    公的個人認証専用アプリは画面デザイン等を事業者様用にカスタマイズ開発することも可能です。
  • Qデジタル庁の提供する「デジタル認証アプリ」と組み合わせて「Polarify eKYC ワ方式」を導入することはできますか。
    A「デジタル認証アプリ」と組み合わせて導入可能です。導入にあたって弊社が提供するサポート内容は現在準備中です。
  • Q「Polarify eKYC ワ方式」では、スマホ用電子証明書(スマホJPKI)を利用することはできますか。
    Aスマホ用電子証明書(スマホJPKI)を利用することができます。
    ※現在Androidのみ導入可能です。iOSは総務省からガイドライン提示あり次第の開発予定となります。
  • Q「Polarify eKYC ワ方式」では、公的個人認証による本人確認を実施した際に個人番号を取得することもできますか。
    Aはい、公的個人認証による本人確認と同時に個人番号を取得することも可能です。
  • Q公的個人認証サービス(JPKI)を利用した本人確認におけるリスクはありますか。
    Aマイナンバーカード、及び暗証番号を盗まれた場合、悪意ある第三者が不正に本人確認を行うことができてしまいます。弊社では上記のようなケースを防ぐため、公的個人認証の実施時に顔照合を組み合わせたソリューションも展開しております。詳細は以下をご確認ください。

    Polarify 公的個人認証サービス(JPKI)顔照合オプション

FIDO2/パスキーについて

  • Qパスキーを導入することでどのようなメリットがありますか?
    A「ユーザー体験」や「セキュリティ対策」の観点でメリットがあります。

    ユーザー体験の観点では、以下のようなメリットが挙げられます。
    ・Webブラウザからのログインにおいても生体認証が利用可能
    ・パスキーは一度登録するとデバイス同期され、機種変更後も利用可能

    セキュリティ対策の観点では、パスキーが正確なURL(ドメイン)でのみ動作する為、フィッシングサイト対策となるメリットがあります。
  • Qパスキー導入に向かないユースケースはありますか?
    A利用元(認証元)端末を厳密に絞りたい場合は、パスキー(FIDO2)ではなく、別の認証手段が適切です。FIDO UAFのようなより厳格な認証方式が適切であり、ポラリファイのデバイス型認証サービスをご利用可能です。
  • Qクラウドに生体情報を保存するクラウド型生体認証や、パスワードレスな認証方式であるFIDO UAF、FIDO2といった認証方式をどのように使い分ければいいのか分かりません。
    Aどういったセキュリティリスクを低減したいのか、どのような情報・資産を守りたいのか、といった要件整理から始めることをおすすめしております。そのうえで、ユーザー体験やチャネル重視であればFIDO2、厳格な当人認証を実現したい場合は、クラウド型顔認証、といった複数選択肢があります。ご相談も承りますので、是非お問い合わせください。
  • Qどのようなユースケースにパスキーは適していますか?
    Aモバイルアプリからのログイン、スマホ・PCのWebブラウザからのログインにご利用が可能です。これに加え、取引時認証における多要素認証としてもご利用いただけます。

偽造・なりすまし等の不正対策について

  • Q偽造やなりすましの不正対策について教えてください。
    A運転免許証の偽造対策として、免許証の真贋判定支援をサポートするオプションを提供しております。
    不正対策としては、顔の使いまわしを検知するオプションを提供しております。
    詳細は営業担当へお問い合わせください。
  • Q顔の使い回し検知とはどのような機能なのでしょうか?
    AeKYCで何度も同様の顔情報が提出された際に検知し、事業者様宛てに検知結果を返却する機能となります。
    不正なeKYC取引として、同一の顔画像を用いて複数回eKYCを試みる事例が発生しており、このような不正をバックオフィス側で検知する補助機能として利用することができます。
  • Q顔の使い回し検知では、顔以外に利用可能な照合項目はありますか?
    A顔情報をベースとし、他の情報も組み合わせて照合をかけることが可能です。これにより、様々なパターンでの不正を検出することができます。
  • Q顔の使い回し検知を利用した場合、正規ユーザーが審査結果で不備となり、何度もeKYCを行った場合、不正な取引には該当しませんが使いまわし検知結果はどうなりますか?
    Aその都度顔の使い回し検知結果が返却されます。検知結果を基にしたご判断は事業者様にお任せいたしますが、顔の使い回し検知にはオプションとして他の情報の照合にも対応しており、顔の照合と組み合わせることで対象のエンドユーザーが正規ユーザーであるか攻撃者であるかの判断に役立てられます。
  • Q顔の使い回し検知の顔画像はポラリファイで保管されますか?
    A顔の使い回し検知をご利用の事業者様のご要望に合わせて、顔画像保管有無をご選択可能です。
  • Q顔の使い回し検知はどんなユースケースで使えますか?
    A口座開設時などユーザー取引開始時のeKYC時にご利用いただくことで、不正な取引開始を防ぐことが可能となります。
    また、諸届対応をエンドユーザーが実施する際にeKYC+顔の使い回し検知を行うことで、口座売買などによる別ユーザーによる不正取引を検知することも可能となります。
  • Q顔の使い回し検知の検知精度はどれくらいですか?
    A顔照合の精度については本人拒否率・他人受入率のバランスにより決定されます。顔の使い回し検知においては事業者様のニーズに合わせ、本人拒否率・他人受入率のバランスを3パターンからご選択いただけます。

顔認証サービスについて

  • Q顔写真付き社員証による入退室管理などを検討していますが、実現可能でしょうか?
    Aポラリファイでは、クラウド上に保管された顔の特徴点情報と、ユーザーの顔情報を突合する顔認証サービスを提供しています。個別案件については、営業担当へご相談ください。
  • QeKYCを行ったユーザーの画像をもう一度取得/確認したいのですが、可能ですか?
    APolarify eKYCでは、本人照合完了後にデータを削除するため、過去にeKYCで利用した画像データを再度お渡しすることができません。
    本人確認BPOサービスをご利用の場合は、一定期間においてeKYC実施時の画像の確認が可能です。

仕様・機能について

  • Qサーバ間の接続方式はどのような形態ですか?
    Aインターネット接続を標準としております。その他の接続方式をご希望の場合は別途ご相談下さい。
  • QeKYCブラウザの利用において、サーバ間のVPN接続は可能でしょうか?
    AeKYCブラウザでは、VPN接続可能なオプションをご用意しております。
  • QeKYCブラウザの利用において、Salesforceによるデータ授受は可能でしょうか?
    AeKYCブラウザでは、Salesforceのご利用実績がございます。カスタマイズ対応となります。
  • Q本人確認書類の撮影に何度も失敗してしまいます。
    撮影時のポイントはありますでしょうか?
    A・撮影時は明るい場所を選んでください。
    ・スマートフォンがぶれないようにしっかりと両手で支えてください。
    ・スマートフォンのカメラのレンズ部分の汚れを拭き取ってください。
    ・撮影時は撮影ガイド枠に合わせて本人確認書類のサイズを調整してください。
  • QWebviewからの利用は可能でしょうか?
    A対応内容により可能な場合はございます。営業担当までお問い合わせください。
  • Q動作確認済の機種一覧はありますか?
    A営業担当へお問い合わせいただくか、お問い合わせ窓口にご連絡ください。
  • Qカメラ機能のあるPCやタブレットでの動作は可能でしょうか?
    APCについては動作対象としておりません。
    標準対応外ではありますが、個別のタブレット機種に絞り込んで利用など、要件次第でご検討は可能です。
    お問い合わせ窓口にご連絡ください。

サポート体制について

  • Q障害発生時のサポート体制はどのようになっていますか?
    A24時間365日体制で保守を行っており、障害発生時には貴社窓口に対し早期にご連絡します。

各種お手続きについて

  • Qサービスの契約期間について教えてください。
    A原則契約は1年単位となっており、更新のタイミングで件数プランを変更することは可能です。

セキュリティについて

  • Q個人情報の取扱はどうなりますか?
    A撮影や照合の処理のために個人情報をいったんお預かりしますが、処理が終了するとすべて削除する仕組みとなっています。一切、「Polarify eKYC」にお客様の個人情報は残りません。
  • QeKYCでは顔写真や本人確認書類などの個人情報を扱うことになりますが、セキュリティは問題ないのでしょうか?
    AポラリファイのeKYCでは、以下のようなセキュリティ対策を行っております。
    通信:HTTPS(TLS1.2)にて暗号化。
    データ:AES 256にて暗号化。また、顔写真はメモリDB上のみに保持し、顔照合完了後に削除。

    また、ポラリファイは「プライバシーマーク」(Pマーク)取得事業者として、「JIS Q 15001 個人情報保護マネジメントシステム」の要求事項に則り、お預かりした個人情報を適切に取り扱っております。

エラーについて

  • QeKYCのユーザより、eKYC利用中にエラーになったとの問い合わせをいただいております。
    調査してもらうことは可能でしょうか?
    A調査に必要な以下の情報を添えて、お問い合わせ窓口にご連絡ください。
    個別機種に関する調査に関しては調査に時間を要する/難しい場合もございます。
    ・ご利用機種
    ・OS/ブラウザとバージョン
    ・eKYC実施時の申込番号
    ・eKYCへのアクセス日時
    ・エラーになった画面、エラーメッセージ等の発生事象

開発・システムについて

  • QSDKの利用可能な開発言語は何がありますか?
    AiOSはswift、Objective-C
    AndroidはJava、kotlinで可能です。

カスタマイズについて

  • Q画面のカスタマイズは可能でしょうか。
    A標準カスタマイズの範囲は1画面への企業ロゴ挿入・トンマナ(アクセントカラー)の変更が可能です。
    その他、画面全体のカスタマイズや任意の画面への企業ロゴ挿入は別途お見積りとなります。
    営業担当へご相談ください。